東北大学 スピントロニクス融合半導体創出拠点

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拠点概要

拠点構想の概要

 我が国が先導してきた集積回路の省電力化のゲームチェンジ技術であるスピントロニクスを中核に据え、新材料・素子の研究開発とその特性を引き出す回路・アーキテクチャ・集積化技術の研究開発を推進し、CMOS半導体の発展を加速させる動く省電力半導体チップに向けたプロトタイプ検証までを、連携・協力機関と共に総合的に展開します。スピントロニクス融合半導体研究の展開の中で、光・ニューロ・トポロジーとエレクトロニクスの融合領域や、医療・宇宙・情報セキュリティ等の新応用を開拓して新学理と情報社会の変革までを先導し、我が国の半導体に係る研究開発力の向上に寄与して参ります。本拠点に若⼿研究者や学⽣も積極的かつ戦略的に参画させて、実践⼒と俯瞰⼒を持った高度半導体⼈材を育成して参ります。

本拠点で期待される成果

  1. 十分な演算性能を実現しながら、飛躍的(1/100以下)な低消費電力性能を有する省電力半導体の革新技術・ブースト技術などの基盤技術群の創出
  2. スピントロニクス融合半導体のみならず半導体技術を熟知し省エネ半導体技術の研究開発と実用化を担う高度人材の育成
  3. アカデミアとして半導体技術の研究開発能力の向上と人材育成機能の高度化を支える持続可能な拠点とその運営の仕組みの構築